「レクリエーション」を企画する場合、参加者のニーズや目的を考えて企画しなければ企画倒れになりかねません。例えば、職場の「レクリエーション」と高齢者の多い介護施設の「レクリエーション」と大学の「レクリエーション」では、おのずと「レクリエーション」のニーズと目的が異なります。
従って、参加者の年齢や好みや身体的能力も考え、最適な「レクリエーション」や「レクリエーションゲーム」を選択しなければなりません。そのためには、同じ様なニーズと目的を持った他の施設や団体の「レクリエーション」を見学することも必要になります。
そして、最も大事なことは、何のための「レクリエーション」であるのかということです。
職場の「レクリエーション」であれば、社員相互の親睦をはかり最終的には企業の売上や利益を伸ばすことが最終的な目標の筈です。従って、グループ分けをしてグループに競わせる様なゲームや、リーダーの能力によってグループの優劣がはっきりする様な「レクリエーション」や「レクリエーションゲーム」が向いています。
また、高齢者の多い介護施設の「レクリエーション」の場合は、手足を動かすことや頭の体操的な「レクリエーション」や「レクリエーションゲーム」が最適です。
従って、その様な参加者のニーズや能力を考慮して、最適な企画立案をしなければなりません。
最適な「レクリエーション」や「レクリエーションゲーム」の企画立案が終わると、具体的な実施計画を立てることになります。具体的な実施計画に於いては、当日のスケジュールの確認と役割分担の確認が重要です。特に、なるべく多くの参加者に役割を分担することで、参加者意識を高めることが大事です。また、安全対策や天候などの影響で実施できなくなった場合の代案作りも忘れてはなりません。
そして、「レクリエーション」を有意義なものにしていくためには、「レクリエーション」を継続的に実施していくことが重要です。そのためには「レクリエーション」や「レクリエーションゲーム」の実施後に参加者からの意見や要望を聞くことも必要です。
その様なフィードバックを行うことで、問題点を把握することができるからです。つまり、主催者だけが満足する「レクリエーション」は長く続けることが難しいのです。