「レクリエーション」やイベントのまとめ役や司会者の心得で、最も忘れてはならないポイントはまとめ役や司会者は主催者の代理人であるということです。
つまり、まとめ役や司会者が主催者の社員や職員であることや依頼された業者や第三者であることに関わらず、まとめ役や司会者は主催者の代理人であるということを認識しなければなりません。
従って、まとめ役や司会者は、「レクリエーション」やイベントに於ける主催者の目的や意図を完全に理解していなければなりません。そのため、特に外部から派遣されたまとめ役や司会者は、主催者側の責任者と事前に打ち合わせを繰り返すことが求められます。
「レクリエーション」やイベントのまとめ役や司会者の心得の2つ目は、主役は参加者でありまとめ役や司会者は脇役に徹するということです。
慣れたまとめ役や司会者に比較的多く見られる傾向は、まとめ役や司会者が主役になってしまうパターンです。つまり、「レクリエーション」やイベントのリードが上手い反面、司会進行が強引で参加者の一部にしか受けていないことに気が付かないパターンです。
「レクリエーション」やイベントのまとめ役や司会者の心得の3つ目は、司会進行が公平で時間管理がしっかりできていることです。
特に、「レクリエーションゲーム」やスポーツイベントに於いては、まとめ役や司会者が公平な裁定をしなければ盛り上がりに欠けてしまいます。また、時間管理ができないことで、
出場できない参加者が出ることは避けなければなりません。全ての参加者が公平に楽しめる様な配慮が常に必要なのです。
「レクリエーション」やイベントのまとめ役や司会者の準備に必要なことの1つ目は、事前のコミュニケーションを取ることです。特に、主催者側と「レクリエーション」やイベントの趣旨や目的をしっかり確認することが求められます。
また、参加者の年齢層や男女比などの特長を把握し、できればリーダーなどの参加者の一部の人と事前のコミュニケーションが取れればベストです。
更に、主催者側とタイムスケジュールを十分に打ち合わせておくことや、天候の急変による対策も打ち合わせておけば万全です。
「レクリエーション」やイベントのまとめ役や司会者の準備に必要なことの2つ目は、まとめ役や司会者の必需品を準備しておくことです。例えば、「レクリエーション」やイベントのプログラムがある場合は、プログラムの順番に沿ってカードに転記しておくと便利です。カードをプログラムの順番に並べておくと本番の時に使い易いのです。
また、それ以外のまとめ役や司会者の必需品は、時計・メモ用紙・ボールペン・飲み物・ペンライト・ポケットティッシュなどが考えられます。また、主催者側の責任者の携帯番号も確認しておく必要があります。
「レクリエーション」やイベントのまとめ役や司会者が、参加者から好印象を持たれるには当日の服装も大事なのです。まとめ役や司会者の服装も「レクリエーション」やイベントの演出の1つと言えるからです。従って、参加者が驚くような派手な服装を考えても良いのです。只、そこまでできない場合は、「レクリエーション」やイベントにマッチした目立たない服装が求められます。あくまでもまとめ役や司会者は脇役であって主役は参加者なのですから。
また、まとめ役や司会者が好印象を持たれるには、テキパキとした進行の中にも笑顔や優しさを忘れないことです。余りに進行がテキパキと上手過ぎては、参加者が楽しさを感じる暇がありません。また、時間が押して来てまとめ役や司会者が焦っていると参加者は白けてしまいます。勿論、司会進行をモタモタすることは避けなければなりませんが、余りにテキパキし過ぎても駄目だということです。
従って、テキパキとした司会進行の中にも余裕が必要で、まとめ役や司会者の人間性を出すことも大事なのです。例えば、「レクリエーション」やイベントの進行に余り関係の無い小話などを用意しておくと効果があります。