参加者のグループ分けで大事なことは参加者の特性を重視することです。例えば、障害者や高齢者のグループの場合は、単純に機械的にグループ分けをする訳にはいきません。
障害者や高齢者のグループの場合は、身体に障害を抱えている場合や認知症などの場合があるからです。従って、障害者や高齢者のグループの場合は、参加者の特性を考慮したグループ分けを予め準備しておく必要があります。つまり、障害や認知症などを考慮して、バランスの取れたグループ分けをしなければなりません。
また、健常者のグループ分けの場合は、グループの力量に配慮したグループ分けを重視しなければなりません。何故なら、その後の「レクリエーションゲーム」などで、グループの力量が拮抗した方がイベントやゲームが盛り上がるからです。
更に、会社の「レクリエーション」のグループ分けの場合は、ライバル関係に配慮したグループ分けも必要です。例えば、本店と支店を競わせるグループ分けや、営業部と経理部や管理部を競わせるグループ分け、管理職と社員のグループ分けなどがゲームをおもしろくするグループ分けと言えます。
健常者のグループ分けはゲームで行う方法もあります。最も簡単なゲーム方式のグループ分けは「じゃんけん大会」です。「じゃんけん大会」の勝ち組をA組とし負け組をB組とし、それ以上のグループ分けが必要な場合は更に「じゃんけん大会」を続けていきます。A組の中でA1組とA2組、B組の中にB1組とB2組に分ければ直ぐに4組に分けることができます。また、クイズなどの回答で分ける方法も考えられます。例えば、クイズの1問目の正解者と不正解者に分ける方法などです。
更に、イベントや「レクリエーションゲーム」の中にあらかじめ個人種目と団体種目を予定し、個人種目の成績によってグループ分けを行い団体種目に移る方式などが行われています。
この様なゲームによるグループ分け以外に考えられるグループ分けの方法は、出身地によって東西などにグループ分けする方法や、血液型・年齢・体重などでグループ分けする方法もあります。