「レクリエーションインストラクター」は「財団法人・日本レクリエーション協会」が認定する資格で、「財団法人・日本レクリエーション協会」は1949年から文部科学省との共催で「レクリエーション指導者養成講習会」を開催しています。
そもそも「レクリエーションインストラクター」とは、集団やグループのコミュ二ケーションの促進や個人の主体性や協調性を引出すことが大きな役割です。また、地域社会の課題をレクリエーションで解決する人材を養成することも求められています。
そのために「レクリエーションインストラクター」に求められる資質の1つ目は、イベントや「レクリエーションゲーム」を行う際にリーダーとして能力を発揮することです。
そして、「レクリエーションインストラクター」に求められる資質の2つ目は、グループワークを活用する支援者としての能力を発揮することです。
「レクリエーションインストラクター」に求められる資質の3つ目は、1つの学校や施設だけに留まらず地域の「レクリエーション」活動の推進者としての能力を発揮することです。
従って、「レクリエーションインストラクター」は、1つの集団やグループだけではなく地域の「レクリエーション」活動のリーダーとしての能力が必要と言えます。
「レクリエーションインストラクター」が「レクリエーション」現場の第一線のリーダーであるのに対して、「レクリエーション・コーディネーター」は一歩下がって「レクリエーション」のための人材やコミュニティーづくりに能力を発揮することが求められます。
つまり、「レクリエーション」に関わる「人材」「グループ」「団体」「学校」「施設」などを結び付け、「健康づくり」や「青少年の育成」「障害者支援」「高齢者支援」などを継続して活動する人材を養成することが求められています。
そのために「レクリエーション・コーディネーター」に求められる資質の1つ目は、組織を作る中心的なキーパーソンになることです。また、「レクリエーション・コーディネーター」に求められる資質の2つ目は、「レクリエーション」の参加者やスタッフ・ボランティアをマネジメントできる人材であることです。従って、「レクリエーション・コーディネーター」には、組織のリーダーとしての能力と事業運営の能力も求められることになります。
「福祉レクリエーションワーカー」は高齢者や障害者を対象に、「レクリエーション」を通して自立支援や介護の援助を行う人材を意味します。
つまり、「福祉レクリエーションワーカー」は決められたメニューに関わらず、対象の高齢者や障害者一人ひとりのニーズに合わせたメニューやプログラムを作成することが重要な役割となります。
そのために「福祉レクリエーションワーカー」に求められる資質の1つ目は、「レクリエーション」のメニューやプログラムの企画者としての能力です。「福祉レクリエーションワーカー」はそれらのメニューやプログラムを立案し実行を支援しなければなりませんから、「レクリエーション」の現場での経験が求められます。
「福祉レクリエーションワーカー」に求められる資質の2つ目は、地域の福祉施設を上手に活用するコーディネーターやリーダーとしての能力です。従って、地域の福祉や「レクリエーション」に詳しい人材でなければなりません。